私は、トルコという国を個人的に、とても羨ましく思います。
MITのような優れた諜報組織を持って、それを後ろ盾に腹を据えて、国民のために国を動かしている政治家がいる、現実の厳しい国際社会に真っ向から向き合い、力強く生きているトルコという国が羨ましくてたまらないのです。
この世界は、私たち日本人が思っているほど、平等なきれいな世界ではありません。
私たちが普段目にしているニュースや出来事の裏側にも、凄まじく残酷で冷酷な側面を併せ持っています。
多くの日本人は見たくない、そんなことありえないというかもしれないけれども、
国同士での笑顔の外交の裏側には、熾烈な諜報戦、そして血生臭い暗殺や拉致、拷問などまで日々起きているわけです。私たちが知らないだけで、そんなことは今この瞬間も起きています。
残念ですがそれが国際社会の現実なのです。
諜報活動や謀略、スパイなどというと、現代の日本では、
あたかもとても卑劣な悪いことかのように聞こえるかもしれませんが、
しかし、本当に国を守ろう、国益を守ろう、国民を守ろうと思ったならば、正攻法だけでは到底太刀打ちできません。卑怯で残酷な現実の世界を相手に、真っ向から対抗できるような力を持ってなければなりません。
今のトルコと日本の現状に、そして他国と日本の現状に、
大きな差を生んでいるのが、まさにこの部分です。
トルコの情報機関MITは今この瞬間も、自国トルコのために厳しい世界の現実と戦っています。
そんなMITの存在は私たちが本当の意味での独立を成し得ようと動き始めようとした際に、
初めに参考にすべき非常に優れた先輩になると思い、今回この講座を作らせていただきました。
この講座をご覧いただいた1人でも多くの方が、このトルコのMITから
これからの日本が進むべき道筋を、強く誇り高い日本を取り戻すための指針を
得ていただくことができたらこんなに嬉しいことはありません。