防衛大学校を卒業後、陸上自衛隊に入隊。
ソ連の崩壊後は、日本の国土防衛のために、
韓国・北朝鮮・アメリカの最前線の国家秘密情報を
内密に日本政府に届けるという公的な諜報活動を行なっていた。
帰国後に発生した世界初の化学兵器テロ、日本で最大の無差別テロである「地下鉄サリン事件」では、現場指揮官として見事サリン封じ込めに成功した。
その後、米中覇権争いの「天王山」となっている、尖閣や沖縄の防衛にあたる、西部方面総監部幕僚長・陸将へ昇任。
中国海軍の戦略の恐ろしさを肌で感じ取り、陸上自衛隊の司令官という立場から、「どうすれば日本を守れるのか?」その答えを見つけるためにあらゆる可能性を分析し、研究を重ねてきました。
退官後は、ハーバード大学アジアセンター上級客員研究員において、
国家戦略や軍事戦略、地政学や民族の歴史を通して、
世界視点から諸外国のものの考え方などを徹底的に研究してきました。